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ワインラベル Intelligence

ワインのラベルを分析すると実に様々な情報が得られます。ユニークなラベルを中心に得られる限りの情報をご紹介するブログです。

プチトリアノンの設計者

ブルゴーニュの門に戻ります。

建築当時の18世紀を調べてみました。

 

結果、この門の設計者はアンジュ=ジャック・ガブリエルという人物。

実は、マリーアントワネットが住んだ「プチトリアノン」も設計していました。

 

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photo credit: Notre Dame Architecture Library Versailles, France - Petit Trianon via photopin (license)

マリーアントワネットはベルサイユ宮殿の喧騒を嫌い、この離宮にこもり贅を尽くしたそうです。

一度は行ってみたいものです。

歴史ある所へは、少し勉強してから行った方がより楽しめますね!

 

 

 

サンディアゴ・デ・コンポステーラへの道

 

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https://www.33-bordeaux.com/portes/images/porte-bourgogne-08_mini.jp

 

ラベルに描いてあった図に近いアングルの写真です。

左側に立つ尖塔はサンミシェル大聖堂。

高さが114mあるそうです。

「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界文化遺産に登録されています。

 

「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」とは?

キリスト教大巡礼地サンディアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)を目指す巡礼路です。(他エルサレム・ローマ)

日本で言うと、お遍路さん巡りですね。

1998年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。

 

これとは別に、1993年に登録された「サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」というのがありまして、全く別件だそうです。

 

ルートはいくつかあり、サンミッシェル大聖堂はフランス国内のルート、「ル・ピュイの道」の建造物の1つとして登録されています。

 

最終目的地である、サンディアゴ・デ・コンポステーラには、キリストの十二使徒の一人「聖ヤコブ」の遺骸があるとされ、そこにサンディアゴ大聖堂があります。

 

年間数万人の人々が巡礼に訪れるそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

ボルドーの扉は「月の港」に・・

 

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出典:upload.wikimedia.org

 

 

前記事「ボルドーの扉」、

 

ラベルの門ですが、フランスの世界遺産「月の港ボルドー」内に数ある門の中の一つ、「ブルゴーニュ門」と判明しました。

 

歴史あるフランスの建造物の一つということで、調べることがたくさんありそうです。

 

先ずは、「月の港ボルドー

 

日本ユネスコ連盟のサイトによると、「ボルドー、リューヌ港」という登録になってます。

「リューヌ港」というのが、「月の港」にあたるそうです。

2007年に文化登録されていました。

比較的新しい登録なんですね。

 

しかしですよ、

フランスの世界遺産の数って知ってましたか?

なんと! 42件ですよ!

日本が20件ですから倍以上ですね。

 

「月の港」というと、海の港かと思いきや、川なのです。

ここを流れているのがガロンヌ川

三日月のようにカーブを描いている地域に発展した港町なので、こう名付けられそうです。

 

ブルゴーニュ門はこの一角にあるのですが、これからこの門の歴史、建造者等々調べていこうかと思います。

どうやらラベルの中のある建造物にも文化遺産があるようです。

 

ワインの聖地のインテリジェンスが深まりそうですが、どこまで踏み込めるでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルドーの扉は何処に?

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Les Portes de Bordeaux と銘打ったこのワイン

ボルドーの扉」と訳されます。

これも情報が少ないですな・・

風景画とアペラシオンとビンテージのみ。

 

とりあえず、この風景画から調べていきます。

 

 

金のホーム!?

 

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情報が少ないこのワイン・・。

「Lar de Oro」 スペインワインです。

 

これという訳が見つかりません。

タイトルの「金のホーム」がとりあえずの訳なのですが、意味がちょっと・・・。

Larという単語が曲者でございまして、複数の意味があるようです。

家・かまど・炉・・・

そして、金の水牛のような動物に唐草模様のような囲い。

 

ぶどう品種はテンプラニーニョ80% シラー20%(パーセンテージは裏ラベルで確認しました)。

 

中間の「VINO DE LA TIERRA DE EXTREMADURA」

これは、スペインのエストレマドゥーラ州で生産されているということですね。

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この州に、1998年にDO(原産地呼称)指定されたばかりのリベラ・デル・グラディアーナという産地があり、ハイクオリティなワインが造られているようです。

いいお値段ですな。

 

 「Lar de Oro」は、この地域のワインではなさそうです。

 

謎のフクロウ

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民族衣裳を着たような、フクロウでしょうか?

ミミズクでしょうか?

今日は、このイタリアワインのエチケットを探索してみます。


上部には 「il Gufo(イル グッフォ)」と記されています。

ilとは英語で言うなら「The」に該当するらしいです。

Gufoは「ふくろう」

よって、「The ふくろう」みたいな感じですね。


ふくろうの下には、

NELLE BOTTI PICCNE CI STA IL VINO BUONOとあります。

訳文を調べてみたのですが、

「小さな樽では良いワインを見つけることができる。」

どうやら、イタリアの諺・格言のようで、

身長が低いとか小柄だというコンプレックスを持っている人への励ましの意

味があるようです。

ピンと来る訳文が調べられず、後日の宿題ですね。



下部の表記、「MONTEPULCIANO D`ABURUZZO」は

ブドウ品種がモンテプルチアーノ

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そして、イタリア中部のアブルッツオ州で生産されているという事が
記されています。


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この地方で唯一認定されたDOCワインで、「MONTEPURUCIANO D`ABURUZZO」という名で、実に多くのワイナリーが生産しているようです。


しかし、裏ラベルに瓶詰めされたのが、「Redavalle」と記してありまして、

これは、地名でイタリアロンバルディア州バヴィーア県内にあるコムーネ(共同体)だそうです。

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先ほどの、アブルッツオ州とは全然違うじゃありませんか・・

一体、ワイナリーは何処なのでしょうか?

わかり次第、アップいたします。



しかし、イタリアって、州がありその中に県、県内にコムーネという行政区画なんですね。

また、1つインテリジェンスが増えました!



話が横道にそれますが、「il Gufo」はワインばかりじゃなく、子供服のブランド名にもなっているんですね!

こんな感じで・・

しかし、いい値段しますな。


子供服だけじゃなく、レストランやBARのお店の名前にもなってます。

知る人ぞ知る、il gufoでした。

ライオンとウサギと馬のトリオ

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最初に登場しましたのは、 FABLE(フェイブル)と言うフランスワインです。

ドメーヌはフランスプロヴァンス地方のMoncigale(モニシガール)。

 

FABLEの意味を調べると「寓話」と出てきます。

「寓話」とはなんでしょうか?

調べてみますと、

「教訓や処世訓・風刺などを、動物や他の事柄に託して語る物語」

なるほど、小さい頃耳にしたような気がします。

 

それに、上記写真の左からライオンとうさぎと馬の絵。

 

いずれも、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌという人が書いた、イソップ物語を基にした寓話を表わしています。

この方は、「すべての道はローマに通ず」「火中の栗を拾う」といった有名な格言を残しています。

 

さて、左のle Lion & le Rat(ライオンとねずみ)

イソップ物語では、ライオンがねずみの命を助けてやった後、ライオンが捉えられそうになった時にねずみに助けられたというお話。

時には、弱者に救われる事もあるという教えです。

 

さらに、Patience et longueur de temps font puls que force ni que rage という文があります。

訳文は、「忍耐と長い時間は、力よりも怒りよりも多くのことをする」ですが、

意味がイマイチわかりにくいですね。

これは諺で、「力づくでやろうとしたり、怒ったりするよりも、辛抱強く長い時間をかけた方が、事を成し遂げることができる」という意味で、日本の諺で言えば、「短気は損気」にあてはまります。

 

真ん中のボトルは、

le lieure & le Fartue(ウサギとカメ)。

これは皆さん良くご存知のお話です。

 

Rien ne sert de courir il faut partir  à point

訳文は「走ってもむだだ、ちょうど良い時に出発する必要がある」

油断して出発のタイミングを誤ると大変なことになるという教えです。

 

右のボトルには、

le Cheval & le Loup(馬とオオカミ)とありますが、

あまりこの話、記憶がございません。

 

調べてみました。

 

『オオカミが畑を通りかかって、ムギを見つけました。

しかし、ムギではエサにならないので、そのまま通り過ぎました。

間もなく、オオカミは馬に会いました。
オオカミは、さっきの畑に馬を連れて行って、

「ほら、ぼくはこのムギを見つけたけれど、自分で食べてしまわないで、きみの為にとっておいたんだ。何しろぼくは、きみがむしゃむしゃ食べる音を聞くのが大好きだから」と、言いました。

すると馬は、

「へっへっへ。もし、ムギがオオカミのエサになるのなら、あんたが胃袋よりも耳を大事にするはずは、絶対にないだろうねえ」』

 

悪人が善人ぶっても信用されないというたとえでしょうか。

 

Chacun à son metier doit toujours s`attacherの文ですが、

訳では、「自分の仕事には常に焦点を当てる必要がある」となります。

「馬とオオカミ」の寓話とどういう繋がりがあるのかよくわからないですね。

 

最後に、このワインのグレードですが、IGPペイ・ドックとなってますので、中間あたりのグレードです。

フランス語と寓話との格闘でした。

以後はもう少し掘り下げていきたいですね。