ワインラベル Intelligence

ワインのラベルを分析すると実に様々な情報が得られます。ユニークなラベルを中心に得られる限りの情報をご紹介するブログです。

タンテユリア系 アリカンテブーシェ

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何気なく買ってきたワインがポルトガルワイン。

そういえば、ポルトガルワインは飲んだ記憶がございません。

 

このワインは3品種のブレンドでありますが、そのうちの1つ、アリカンテブーシェなる品種が気になり調べてみようと・・・。

 

最大の特徴は、果皮のみならず果肉・果汁も赤い品種の総称タンテユリア系ということ。

 

調べていきますと、歴史は古いです。

 

■1824年 フランスのルイ・ブーシェがタンテユリア系元祖の品種タンテユリア・ド・シエールにアラモンという葡萄を掛け合わせプティ・プーシェという黒ぶどうを造る。

■1865~1885年 息子のアンリ・ブーシェがプティ・プーシェに当時アリカンテと呼ばれることが多かったグルナッシュを掛け合わせアリカンテブーシェを生み出した。

 

アンリ・ブーシェは19世紀のフィロキセロ禍の時にアメリカ台木に接木をすることを示した功労者だそうです。

またひとつ、勉強になりました。

 

この品種、主にブレンド用らしいのですが単品種のものも見つけました。

 

試しに購入してみるとします。

 

 

 

 

ベルクマンの法則

恒温動物では一般に寒冷な地域に生息する個体のほうが温暖な地方に生息する個体よりも体重が大きい.また近縁な異種間では大型の種ほど寒冷な地方に生息する傾向がある.

 

出典|朝倉書店法則の辞典について | 情報

 

 

  

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ドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマンが1847年に発表したこの法則

先の記事で登場したピューマは、この法則にしたがう種なのだそうです。

 

ようするに、寒い地域に生息する個体は暑い地域のよりもデカイということ。

 

実際、赤道近辺のピューマとカナダのそれとは体格差が倍近くあるとか・・・

ただ、餌の違いによるものだという説もあるそうで、未だはっきりとした結論はでていないようです。

 

 

チリアンライオン

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サンタ・バイ・サンタカロリーナ

ワイン愛好家さん達のブログでも結構アップされているワインでございます。

 

上の動物は、猫かと思いきや「チリアンライオン」と書いてあるじゃありませんか。

早速、このチリアンライオンなるものを調べてみます。

 

名称については、アンデス山脈に生息するピューマを現地ではこう呼ぶそうです。

 

いきなり余談ですが「PUMA」というブランドがありますが,自分は「プーマ」とずっと言っていたのですが、この記事を書いてましたら急に「ピューマ」ではないかと気になり始めて・・・

結果、ドイツ語読みで「プーマ」で正解とわかりホッとした次第であります。

ついでにPUMA社の設立を調べると新たな発見が!

 1920年にドイツ・ニュルンベルク近郊のヘルツォーゲンアウラッハで、靴職人の息子のルドルフ・ダスラー(兄)・アドルフ・ダスラーの兄弟が、靴の製造会社として「ダスラー兄弟商会」を設立したのが始まり。
1948年にルドルフとアドルフの意見対立により「ダスラー兄弟商会」を解消、ルドルフはルーダ社を設立し、翌年プーマ社に商号変更している。

「プーマ(PUMA)」の由来は、南アメリカ大陸のほぼ全域と北アメリカ大陸の広域に生息する大型肉食性哺乳類でアメリカライオン、クーガー、パンサー等とも呼ばれる「ピューマ(puma)」。

なお、弟のアドルフ・ダスラーは、「ダスラー兄弟商会」を解消後、アディダスを設立している。

    出典:ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典より

なるほど、プーマとアディダスはこういう関係だったとは・・

プチトリアノンの設計者

ブルゴーニュの門に戻ります。

建築当時の18世紀を調べてみました。

 

結果、この門の設計者はアンジュ=ジャック・ガブリエルという人物。

実は、マリーアントワネットが住んだ「プチトリアノン」も設計していました。

 

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photo credit: Notre Dame Architecture Library Versailles, France - Petit Trianon via photopin (license)

マリーアントワネットはベルサイユ宮殿の喧騒を嫌い、この離宮にこもり贅を尽くしたそうです。

一度は行ってみたいものです。

歴史ある所へは、少し勉強してから行った方がより楽しめますね!

 

 

 

サンディアゴ・デ・コンポステーラへの道

 

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https://www.33-bordeaux.com/portes/images/porte-bourgogne-08_mini.jp

 

ラベルに描いてあった図に近いアングルの写真です。

左側に立つ尖塔はサンミシェル大聖堂。

高さが114mあるそうです。

「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界文化遺産に登録されています。

 

「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」とは?

キリスト教大巡礼地サンディアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)を目指す巡礼路です。(他エルサレム・ローマ)

日本で言うと、お遍路さん巡りですね。

1998年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。

 

これとは別に、1993年に登録された「サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」というのがありまして、全く別件だそうです。

 

ルートはいくつかあり、サンミッシェル大聖堂はフランス国内のルート、「ル・ピュイの道」の建造物の1つとして登録されています。

 

最終目的地である、サンディアゴ・デ・コンポステーラには、キリストの十二使徒の一人「聖ヤコブ」の遺骸があるとされ、そこにサンディアゴ大聖堂があります。

 

年間数万人の人々が巡礼に訪れるそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

ボルドーの扉は「月の港」に・・

 

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出典:upload.wikimedia.org

 

 

前記事「ボルドーの扉」、

 

ラベルの門ですが、フランスの世界遺産「月の港ボルドー」内に数ある門の中の一つ、「ブルゴーニュ門」と判明しました。

 

歴史あるフランスの建造物の一つということで、調べることがたくさんありそうです。

 

先ずは、「月の港ボルドー

 

日本ユネスコ連盟のサイトによると、「ボルドー、リューヌ港」という登録になってます。

「リューヌ港」というのが、「月の港」にあたるそうです。

2007年に文化登録されていました。

比較的新しい登録なんですね。

 

しかしですよ、

フランスの世界遺産の数って知ってましたか?

なんと! 42件ですよ!

日本が20件ですから倍以上ですね。

 

「月の港」というと、海の港かと思いきや、川なのです。

ここを流れているのがガロンヌ川

三日月のようにカーブを描いている地域に発展した港町なので、こう名付けられそうです。

 

ブルゴーニュ門はこの一角にあるのですが、これからこの門の歴史、建造者等々調べていこうかと思います。

どうやらラベルの中のある建造物にも文化遺産があるようです。

 

ワインの聖地のインテリジェンスが深まりそうですが、どこまで踏み込めるでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボルドーの扉は何処に?

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Les Portes de Bordeaux と銘打ったこのワイン

ボルドーの扉」と訳されます。

これも情報が少ないですな・・

風景画とアペラシオンとビンテージのみ。

 

とりあえず、この風景画から調べていきます。