ワインラベル Intelligence

ワインのラベルを分析すると実に様々な情報が得られます。ユニークなラベルを中心に得られる限りの情報をご紹介するブログです。

謎のフクロウ

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民族衣裳を着たような、フクロウでしょうか?

ミミズクでしょうか?

今日は、このイタリアワインのエチケットを探索してみます。


上部には 「il Gufo(イル グッフォ)」と記されています。

ilとは英語で言うなら「The」に該当するらしいです。

Gufoは「ふくろう」

よって、「The ふくろう」みたいな感じですね。


ふくろうの下には、

NELLE BOTTI PICCNE CI STA IL VINO BUONOとあります。

訳文を調べてみたのですが、

「小さな樽では良いワインを見つけることができる。」

どうやら、イタリアの諺・格言のようで、

身長が低いとか小柄だというコンプレックスを持っている人への励ましの意

味があるようです。

ピンと来る訳文が調べられず、後日の宿題ですね。



下部の表記、「MONTEPULCIANO D`ABURUZZO」は

ブドウ品種がモンテプルチアーノ

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そして、イタリア中部のアブルッツオ州で生産されているという事が
記されています。


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この地方で唯一認定されたDOCワインで、「MONTEPURUCIANO D`ABURUZZO」という名で、実に多くのワイナリーが生産しているようです。


しかし、裏ラベルに瓶詰めされたのが、「Redavalle」と記してありまして、

これは、地名でイタリアロンバルディア州バヴィーア県内にあるコムーネ(共同体)だそうです。

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先ほどの、アブルッツオ州とは全然違うじゃありませんか・・

一体、ワイナリーは何処なのでしょうか?

わかり次第、アップいたします。



しかし、イタリアって、州がありその中に県、県内にコムーネという行政区画なんですね。

また、1つインテリジェンスが増えました!



話が横道にそれますが、「il Gufo」はワインばかりじゃなく、子供服のブランド名にもなっているんですね!

こんな感じで・・

しかし、いい値段しますな。


子供服だけじゃなく、レストランやBARのお店の名前にもなってます。

知る人ぞ知る、il gufoでした。

ライオンとウサギと馬のトリオ

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最初に登場しましたのは、 FABLE(フェイブル)と言うフランスワインです。

ドメーヌはフランスプロヴァンス地方のMoncigale(モニシガール)。

 

FABLEの意味を調べると「寓話」と出てきます。

「寓話」とはなんでしょうか?

調べてみますと、

「教訓や処世訓・風刺などを、動物や他の事柄に託して語る物語」

なるほど、小さい頃耳にしたような気がします。

 

それに、上記写真の左からライオンとうさぎと馬の絵。

 

いずれも、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌという人が書いた、イソップ物語を基にした寓話を表わしています。

この方は、「すべての道はローマに通ず」「火中の栗を拾う」といった有名な格言を残しています。

 

さて、左のle Lion & le Rat(ライオンとねずみ)

イソップ物語では、ライオンがねずみの命を助けてやった後、ライオンが捉えられそうになった時にねずみに助けられたというお話。

時には、弱者に救われる事もあるという教えです。

 

さらに、Patience et longueur de temps font puls que force ni que rage という文があります。

訳文は、「忍耐と長い時間は、力よりも怒りよりも多くのことをする」ですが、

意味がイマイチわかりにくいですね。

これは諺で、「力づくでやろうとしたり、怒ったりするよりも、辛抱強く長い時間をかけた方が、事を成し遂げることができる」という意味で、日本の諺で言えば、「短気は損気」にあてはまります。

 

真ん中のボトルは、

le lieure & le Fartue(ウサギとカメ)。

これは皆さん良くご存知のお話です。

 

Rien ne sert de courir il faut partir  à point

訳文は「走ってもむだだ、ちょうど良い時に出発する必要がある」

油断して出発のタイミングを誤ると大変なことになるという教えです。

 

右のボトルには、

le Cheval & le Loup(馬とオオカミ)とありますが、

あまりこの話、記憶がございません。

 

調べてみました。

 

『オオカミが畑を通りかかって、ムギを見つけました。

しかし、ムギではエサにならないので、そのまま通り過ぎました。

間もなく、オオカミは馬に会いました。
オオカミは、さっきの畑に馬を連れて行って、

「ほら、ぼくはこのムギを見つけたけれど、自分で食べてしまわないで、きみの為にとっておいたんだ。何しろぼくは、きみがむしゃむしゃ食べる音を聞くのが大好きだから」と、言いました。

すると馬は、

「へっへっへ。もし、ムギがオオカミのエサになるのなら、あんたが胃袋よりも耳を大事にするはずは、絶対にないだろうねえ」』

 

悪人が善人ぶっても信用されないというたとえでしょうか。

 

Chacun à son metier doit toujours s`attacherの文ですが、

訳では、「自分の仕事には常に焦点を当てる必要がある」となります。

「馬とオオカミ」の寓話とどういう繋がりがあるのかよくわからないですね。

 

最後に、このワインのグレードですが、IGPペイ・ドックとなってますので、中間あたりのグレードです。

フランス語と寓話との格闘でした。

以後はもう少し掘り下げていきたいですね。

 

 

 

 

 

ワインのラベルは面白い

 今日この頃、ワインはコンビニ・スーパーなどでも安価で気軽に手に入れられるようになりました。

ところで、高級ワインであろうとテーブルワインであろうとワインには必ずラベル(エチケット)が貼ってあります。

よく観察すると、そのワインの産地・シャトー・歴史等々であったり、全く関係ないようなデザインであったり、様々です。

当ブログは、これまで調べた、またこれから出会うワインのラベルの解析だけに特化しています。

ラベルを解析していくと、歴史・寓話・諺等々いろいろな情報が得られます。

ものによっては、ワインと全然離れた情報にたどりついたり・・

ひとつのラベルから得られる多様なIntelligenceの世界へようこそ。